ライト・ア・ライトは贅沢をすることはない。
高い買い物をすることはほとんどないし、
僕がお酒を飲まないこともあって、
交際費は圧倒的に少ないのです。
会社のお金は当たり前ですが、
僕のものではありません。
会社のスタッフみんなが一生懸命働いて得たものです。
だから贅沢はしない。
そういうライト・ア・ライトの中にあって、
唯一贅沢をするものが、書籍の購入です。
これについては、お金をかける。
とりわけ本というのは、売れ行きが悪ければ、
あっという間に絶版になっていきます。
今すぐに使わないもであっても、
今買わなければ手に入らないものもあります。
だから、スタッフにも、
「欲しい本はどんどん買っていい」
ということにしています。
ライト・ア・ライトは少人数の会社で、
教育体制は十分に整っているとは言い難い。
だから、自立した個人が自分で学ぶということが求められます。
そして、書籍は「先生」になってくれるのです。
ライト・ア・ライトには、書棚には多くの「先生」がいる。
いつの日か、必要になった時に教えてくれる先生が
書棚で待っていてくれる。
そういう体制だけは万全にしておきたいと思うのです。