人によって違うと思うのですが、
僕が魅力を感じるのは、
「古い」と「新しい」が共存している町です。
昔ながらの町の風情。そこに魅力を感じた新しい人たちが店を出す。
それが絶妙なバランスになっている町というのは本当に魅力的です。
僕は秋田に住んでいたことがあるのですが、
その当時と比べても秋田駅周辺は大きく様変わり。
まさに「古い」と「新しい」が調和していて、
魅力的な場所になっています。
東京の新しい名所というのは、
びっくりするような仕掛けがあったりして、
驚いたり、すごいなとは思うけれど、
どこか空々しくて、魅力を感じない。
「古い」と「新しい」が共存している町というのは、
「古い」が残っていることで、
その町のかつての姿が垣間見えるのがいいですし、
そこに「新しい」が加わることで、
今の時代にふさわしい佇まいが加わる。
これは本当に魅力的です。
いっしょに行ったライト・ア・ライトのスタッフがしきりに
「いい町ですねえ」と言っていたのが素直にうなずける。
まだまだ奥行きがありそうで、入ってみたいお店がたくさんありました。