今はまだ見えていないけれど、
人と人をつなぐ回路というものはあります。
点と点が一気につながって、浮上する感じ。
今はもう生活のスタンダードになっているSNSも
きっとそんな感じだったと思います。
自分のオピニオンを発信したい。
もっと多くの同好の士とつながりたい。
そんなニーズはあったけれど、
それを実現してくれるツールはなかった。
ただ、SNSというものが生まれて、
そのニーズを満たしてくれるものとなった。
そして、人と人がつながる強固な回路となりました。
人間の欲求というのは、際限なく拡大していくものだと思うので、
潜在するニーズがあって、そして、それに技術が応える。
その繰り返しがこれからもなされていくのだと思います。
例えば、映画を作ってみたいと思っている人、
小説を書いてみたいと思っている人は、
今も一定数いると思います。
ただ、それを実現するには時間がかかるし、
とてつもない時間をかけなければならない。
その立ちはだかる壁の前で多くの人が諦めている。
その部分をもしかしたら、AIが一気に解決してしまうのかもしれません。
まだ見えていないけれど、回路は確実に存在している。