経営者と働くスタッフでは、
どうしても見える「景色」が違います。
現場が出した答えと、
経営者の出した答えが違う場合があるのは、
やはり見えている「景色」が違うことが
その要因になっていると思います。
ここ数年で、社内の会議を増やしました。
そして、会議の場で今経営者としてどんなことを考えているのかを
話す場面も増えていると思います。
それは経営としてどのような経緯で判断したのかを伝える意味もあります。
それは経営者の仕事であり、
働くスタッフに経営者視点を求めるのは違う
という意見ももちろんあると思います。
ただ、僕は今は出来る限り目線を合わせて、
進んでいきたいという気持ちが強いのです。
経営者のやるべき仕事を分担するということではなく、
経営者の視点に触れてほしいというのが本心なのです。
経営者の考え方、視点を知ってもらうことは
働くスタッフとのズレをなくすものであり、
不満につながる芽を早い段階で摘み取るものだと思います。