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人気者はSNSをやらない説

仕事をしている中で
たくさんの人に会います。

そして、この人は学生時代から
人気者だったんだろうなと思う人がいます。
自然に周りに人が集まるような。そんな人です。
よくよく聞いてみると、そういう人気者たちは
今流行りのSNSをやっていないことが多いのです。

「なんでやらないの?」と聞けば、また感じよく、
「SNSって、よくわかんなくて」みたいなことを言う。

これはなぜなのかと思いました。

SNSというのは、ある意味、承認欲求を満たすための道具だと思います。

「昨日はこんなお店で、ディナーをしました」
「この旅行、最高でした」

制作会社で多いのは、
「最近、こんな仕事をやりました」

そういうものをSNSにアップしている。
昔は飲み会の席でのお話程度のものが、
SNSという武器を手に入れることで、
次から次へと発信するようになった。

SNSを見ていると、承認欲求を持つ人がこんなにいるんだと逆に驚かされます。

人気者というのは、すでに多くの人、周囲の人に、「承認された」存在です。

だから、自分から発信する必要性を感じていない。
自分から発信しなくても、周りの人は十分に承認してくれている。
そういう人生を歩んできた人だから、SNSをやらない人が多いのかも。
というか、SNSをやる必要を感じていない。
そういうことをふと思ったので、
「人気者はSNSをやらない説」を書こうと思ったのです。