企画というのは日常的に使われていますが、
実はその定義というのは曖昧なのかもしれません。
企画制作会社を名乗るライト・ア・ライトが
考える「企画」は、
「人の行動を変容させるもの」というものだと思います。
そして、それは仕事の中にだけあるものではありません。
例えば、
友人の誕生日にサプライズを用意することも「企画」です。
旅行に出かけた時に、テーマを設けて名所を巡るのも「企画」です。
気に入らない上司のあだ名を考えるのも「企画」です。
「驚かせるだけじゃなく、うれしい気持ちになってもらいたい」
「いつまでも思い出になる旅にしたい」
「陰口を言う時の『暗号』として、みんなが共有できるようにしたい」
誰もが暮らしの中でしていることに、「企画」は紛れています。
そして、例として挙げたものは、やはり「行動変容」につながっています。
最近、サービスの利用頻度を上げるための「仕組み」を考えてほしいという
仕事の依頼がありました。そこには形として残る「成果物」はありません。
「仕組み」という目に見えないものを提案してお金をいただいています。
「みんなが利用して、こういうサービスが欲しかったという仕組みを作ってほしい」
行動変容を促すことを目的としているので、やはりこれも「企画」なのだと思います。