面白い企画を考える人はいる。
ただ、ここで思うことがあります。
多くの企画する人が、
企画を考えるところで終わっているということです。
その先にどう実現していくかが抜け落ちていることが多すぎる。
「自分は企画を考えるところまでが仕事なので」
そういう言い訳は何度も聞いてきました。
これは企画が通らない人の典型的な言い訳です。
岩手県で成果を上げる企画プランナーというのは、
「考える」だけではなく、実現に向けて「動ける」人だと思います。
岩手県の状況を考えれば、
誰もが企画を欲している。新しい商売のネタを欲しているのです。
その一方で、お金になる可能性が見えないもの対して、
人は動くことはありません。
さらには、岩手県は圧倒的な人不足です。
儲かるかわからないものに、人を付けることはできないのです。
この実状をわかっているかどうかで、成果に大きな違いが出ます。
良い企画であれば、必ず人を引き付けるはず。
であるならば、人任せにするのではなく、まずは自分で動いてみる。
お金をもらえる構造を作ることが大事。
それを見た人が、売れることを実感できれば、
自然に自分の代わりに動いてくれる人は増えていきます。
そして、その企画が良いものであれば、
さらに自分が動かなくても、勝手に広がり、
勝手に利益を生み出していきます。
それが岩手県の企画プランナーの仕事です。
ヒット企画が世の中に出てきた時、
「自分も同じようなこと、考えていたんですよ」
というセリフもよく聞く。
そういうセリフを聞いた時、僕は
「では、なぜ、その時、動かなかったの?」
と聞きます。
「考える」と「動ける」が両輪になっていることが大事だと思います。