一般生活者を対象にした広告を大別すると、
[1]販促広告
[2]企業広告
の2種類になります。
[1]は商品の販売、売上増加を目的にしたもの。
[2]は企業の認知度・信頼度のアップを目的にしたもの。
優先順位で考えると、
[1]>[2]となりがちですが、
最初に出稿する広告は[2]が良いと思います。
世の中に知られていない会社が、
いくら低価格あるいは魅力的な商品を宣伝しても、
製造販売する会社の知名度がないと
生活者が「基準」を作れないのです。
「◆◆◆の製品がこれだけお得になっている」
◆の部分が「Apple」なら、お得の「基準」になります。
◆の部分が「いわて電業社」なら、
その製品がほんとにお得なのかわかりません。「基準」がないからです。
不景気がつづくと、どうしても販促広告に意識が向かいます。
岩手県の広告を見ていても、やはり販促広告が圧倒的に多い。
その誘惑に打ち勝って、企業広告を出稿する。
(販促広告が多いだけに、企業広告は目立ちますし)
売上はもちろん大事なのですが、
どうやって売っていくかという「戦略」がもっと大事だと思います。