他社と差別化できるポイントは?
その質問に黙り込んでしまう経営者がいます。
そして、「これと言ってないんですよね」と
自嘲気味に語る。それは本当にそうでしょうか?
御社を立ち上げた時の苦労、
お客様に感謝され、喜んだ日、
大失敗から学んだ教訓、
それらは、すべて「あなたの会社だけが持つ『物語』」です。
商品に差がないとすれば、
志や心が差別化のポイントになります。
だから、差別化できないということはないのです。
自分の自慢話や成功物語ばかりをする人は好かれません。
むしろ、自分の失敗談を積極的に話し、そこから何を学んだのか。
そういうことを伝える人は好かれます。
ここで言う人間を企業にあてはめれば、同じことが言えるのではないでしょうか?
自分の会社に不要な下駄を履かせるのではなく、
ありのままを正直に伝えることが、「差別化」につながることは少なくありません。
ライト・ア・ライトは仕事をする際に、
できる限り企業の経営者から直接お話を聞くことを求めます。
「岩手県の多くの経営者から話を聞いている企画制作会社」であることは、
私たちの「差別化」でもあるのです。