稲盛和夫さんの経営哲学の一つに
「総論楽観、各論悲観」があります。
楽観的に着想し、
悲観的に計画し、
楽観的に実行する。
そういう意味の言葉だと思います。
この言葉は本当にそう思います。
こうあらねば。
失敗するかもしれないと鬱々と仕事をしていたら
苦しいですし、続けることは難しい。
それよりも自分は大丈夫、これは面白くなると
楽観的にとらえることが大事。
そして、実際に考えている中で
失敗のリスクを潰すように、慎重に仕事を進めていけばいい。
僕が出会った優秀な経営者というのは、
たいがいの場合、慎重派です。
そして、その一方で前向きで勇気がある。
「総論楽観、各論悲観」を実践しています。
これも自身の経験ですが、
やらないこと、行動しないことが一番後悔が残ります。
だからこそ、「総論楽観、各論悲観」を貫くことが大事なのです。