ライト・ア・ライトは、岩手県盛岡市に本社を置く制作会社です。会社設立は2012年。創立者がコピーライターということもあり、ライト・ア・ライトには「書く」ということに対する強いこだわりがあります。岩手県内各地のヒト、モノ、コト、多くの人に知ってほしい「光」を掘り起こし、言葉に残していきたい。それが「write a light」という社名の由来です。ライト・ア・ライトは創業当初から、広告制作だけでなく幅広い分野の仕事をしていきたいという思いがありました。コピーライター一人で立ち上げた会社でしたが、現在ではデザイン部門(デザイン制作、ホームページデザイン制作等)、映像制作部門(テレビCM、プロモーションムービー、WEB動画制作等)も備えた会社へと成長。デザイン会社、映像制作会社の機能を備えながら、商品開発、パブリシティ業務などにも携わるなど、仕事の領域は年々広がり続けています。近年、コミュニケーションの手法が増加していく中で、得意先からご要望いただく内容もそれに応じて増えてきました。ライト・ア・ライトは社員一人ひとりが新しいスキルを獲得しながら、多様なご要望に応えていきたいと考えています。
制作会社の仕事の仕方は多種多様。その中において、ライト・ア・ライトは、ヒアリングに時間を割き、まず企業の課題を徹底的に掘り下げていくことに重きを置いています。経営者と直接お話しできる場合には、目指すべき目的を明確にし、その上で目的を達成するための戦略を組み立て、そして制作物が果たすべき役割について丁寧にご説明しています。制作の過程でなぜこのようなデザインやキャッチコピーになり、そして、どのような効果を狙っていくのか。ライト・ア・ライトはできる限り曖昧な部分を無くし、誰もが理解できるわかりやすいものに落としこんでいきます。美しさや斬新さに目が行きがちな「クリエイティブ」というものを、よりわかりやすい言葉で伝えていことが、経営者と制作会社の距離を縮め、かつ良好なパートナー関係につながっていくと考えています。
すべての行程を一貫して担当できることがライト・ア・ライトの強みになっています。これはディレクター、プランナー、ライター、デザイナー、映像ディレクターなど、様々な分野のスペシャリストがすべて社内に在籍しているからこそ。依頼された仕事内容に応じて、最も適切と考えられる社内チームを編成し、業務進行に当たります。すべての作業が社内で完結するため、情報共有がしやすく、スムーズかつスピーディな進行を実現しています。また、デザイン、コピーライティング、映像制作に加えて企画立案力についても高い評価をいただいており、大型案件の競合プレゼンに参加し、その企画書制作を担当することも少なくありません。そのため、現在では自らを「企画制作会社」と紹介しています。
グラフィック(新聞広告、ポスター、パンフレット、記念誌など)の制作物、テレビCM、You tube動画、企業プロモーションムービー、ホームページ制作、イベント運営…。制作会社が「手掛けるべき」領域は加速度的に広がっています。以前はそれぞれ別個のものとされ、制作者もそれぞれの専門の方が担ってました。しかしインターネットの登場によって、すべての制作物が一直線上につながり、連携・連動が求められるようになってきています。グラフィック、映像、ホームページなどを組み合わせることによって、より効果的なコミュニケーションを作ることができると考えていますし、これから生まれてくる新しいコミュニケーションメディアを積極的に活用していきたい。ライト・ア・ライトは制作者でありながら、その時代に合った新しいコミュニケーションの開発者でありエンジニアでもありたいのです。
クライアントの目的を達成することが最優先。社外スタッフのほうが、その目的達成に近づけるのであれば、躊躇することなく起用します。クライアントには、まるで好みの洋服を選ぶかのように、目的や希望に合わせて自由にスタッフを選べる環境をご用意したいと考えています。事実、ライト・ア・ライトは社内スタッフを抱えながら、仕事の約4割を外部の制作者に依頼しています。多様なニーズに応えるという意味もありますが、社外スタッフとの交流は刺激になり、自分たちの成長にもつながります。「ライト・ア・ライトに依頼すると、こんな感じの仕上がりだよね」というのは本意ではありません。良い意味で常に予想を裏切っていきたい。固定化するのではなく、どんどん自分たちの姿を変えていきたい。自ら手掛けるデザインやキャッチコピーも、さらに進化させていきたいと考えています。
デザイン事務所にしろ、映像制作会社にしろ、多くの制作会社が「待ち受け」のスタイルとなっているのが事実。その中でライト・ア・ライトは営業活動を行い、仕事を「創り出す」ことに重点を置いています。ユニークな個性を持った企業があり、ライト・ア・ライトが役に立てる部分があると判断すれば、仮説から組み立てた企画書を作り、その企業へ持参することは、ライト・ア・ライトではごく普通のことになっています。「うちは待っていれば仕事が来る」というのはカッコいいかも知れませんが、それを良しとしません。積極的に「自主提案」を繰り返すことで、コミュニケーション能力、提案能力、ヒアリング力、そして度胸が身につきます。「自主提案」というものには、制作者を成長させる要素がたくさん含まれています。だからチャンスを求めて、制作者自身が外へ外へと出ていくのです。
ライト・ア・ライトは、普段の業務で、新聞社、テレビ局、広告代理店、印刷会社、あるいは東京のデザイン事務所と連携するケースも少なくありません。業務を通じて築いてきた幅広いネットワークは私達の大きな強みになっています。現在の企業が抱える課題は多様化、複雑化してきており、それを解決するためには、様々なメディアの組み合わせ、地域の壁を越えた協働、多くの会社の連携が重要になってきています。制作会社であるライト・ア・ライトは、制作業務はもちろん、ネットワークの中で「ハブ」の役割を果たし、効果を生む提案を行ってきたいと考えています。
制作会社というのは、「自由業」と表現されることもあります。普段着で、出社時間も自由。そんなイメージがあるようです。「あの人たちはクリエイティブな仕事だから」ライト・ア・ライトはその風潮に違和感を強く感じます。大事な会議やプレゼンには当然スーツを着ていきますし、ビジネスマナーはもちろん、取引先・協力機関への気遣いを徹底しています。ライト・ア・ライトとお付き合いいただいているのは、ビジネスの常識を理解した方々です。だからこそ、その方々に失礼のない対応ができる常識を持った「普通の会社」でありたいと思っています。
制作会社ライト・ア・ライトのオフィスは、若い世代が学ぶ教室になることもあります。3年前に立ち上げた自主事業「稼げるライター育成プロジェクト」は、若いライターを育てる講座です。20代のライターが不足している事情を踏まえ、自社のオフィスを使って、育成事業を行っています。また同様に企画プランナー育成のための講座もスタート。この2つの講座は単なる技術指導ではなく、実際に仕事を取ることができるようになることを大きな目的としています。しっかりとトレーニングされた修了生は、講座終了後はライト・ア・ライトでアルバイトとして働く道も用意されており、「教える」と「稼ぐ」を一直線に結んだ講座として好評を得ています。次を担う世代を育てていくことも私達の大切な仕事と考えています。
「自由すぎる会社」と言われ続けてきました。社員一人ひとりの裁量に委ねている部分は多いですし、見る人によっては「ゆるすぎる」と言われることもあります。ただし、裁量の大きさは、一人ひとりの責任が重いという意味でもあります。自己を厳しく管理し、研鑽を積まなければならない。社内、社外から評価を得られないスタッフは、良い仕事は回ってこないですし、指名を受けることもない。ライト・ア・ライトという会社は、楽しむ場所、自分を磨き上げる場所、そして厳しい競争が待っている場所でもあるのです。私たちが標榜する企画制作会社の業務領域はこれからますます広がっていきます。だからこそ、ライト・ア・ライトで働く社員にも新しいスキルの修得を促しています。
ライト・ア・ライトは、得意先の広報支援を主業務としてきました。しかし、それでは不十分ということを実感しています。広報には当然のごとく目的があります。「売上を上げたい」、「知名度を上げたい」、「この考え方を広めたい」。その目的は様々です。例えば「売上を上げたい」という目的であれば、広報を支援に留まらず、協業先の紹介、場合によっては、販売員として店頭に立つこともあります。目的を達成するための最良の方法を考え、それに応じた提案、行動をしていく。それがライト・ア・ライトの一つの理想の姿です。
社名
株式会社ライト・ア・ライト
代表取締役
菊地 健二
受賞歴
・新聞広告賞 広告主部門(2001年)
・消費者のためになった広告コンクール銀賞(2010年)
・ACC地域TMCMファイナリスト(2009年)
・ACC地域ラジオCMファイナリスト(1998年)
その他、岩手県広告賞多数受賞
住所
盛岡市津志田南2-13-38
電話
019-681-7013
設立
2012年9月10日
資本金
200万円
従業員数
8名 [社員4名、常駐フリーランス4名]
事業内容
・広告制作
・雑誌制作
・イベント運営
・物品販売
・ロゴデザイン制作
・ホームページ制作
・テレビCM制作
・ラジオCM制作
・ウェブ動画制作
・周年誌・記念誌制作
・学校案内制作
・撮影コーディネート等
クリエイティブディレクター/プランナー
菊地 健二
デザイナー/映像ディレクター
長澤 諒
ライター/アートディレクター
菅野 志保
デスク
菊地 美保
イラストレーター/デザイナー
石川 芙月
ライター
前澤 梨奈
ライター
松浦 奈々
ライター兼映像アシスタント
狩野 勇世